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NISA暴落どうする?メンタルを保つ3つの対処法

NISA暴落時のメンタルを保つ方法

「NISAを始めたのに、いきなり暴落して怖い…。」

「このまま積み立て続けていいの?それとも売った方がいい?」

2026年4月、米国の関税政策(いわゆるトランプ関税)の影響を受けて、日本株・米国株ともに大きく値を下げています。

積立NISAで長期投資をしている人にとって、「このまま続けていいのか」という不安が募っているはずです。

この記事では、株式投資の経験があるそらとが「暴落時に取るべき行動」と「メンタルを崩さない3つの思考法」を解説します。

先に結論を言うと、暴落時の正解は「何もしないこと」です。

その理由と、具体的なメンタル管理の方法を順番に説明していきます。

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暴落が怖いのは「当たり前」──その感情の正体

まず最初に言いたいのは、「暴落が怖い」という感情は、まったく正常だということです。

行動経済学(人間の意思決定を心理学的に分析する学問分野)の研究によれば、人間は「利益を得る喜び」よりも「損失を感じる痛み」を約2倍強く感じるとされています。

これを「損失回避バイアス(Loss Aversion Bias)」と呼びます。

つまり、ポートフォリオ(保有している資産の組み合わせ全体のこと)が下がったときに「怖い」「売りたい」と感じるのは、人間として自然な反応です。

ただ、この感情のまま行動してしまうことが、投資における最大のミスにつながります。

投資家が暴落時に陥る3つの心理パターン

暴落時に多くの投資家が経験する心理パターンは、主に3つあります。

①狼狽売り(パニック売り):「これ以上損したくない」という恐怖から、底値付近で売ってしまう行動です。

②確証バイアス(Confirmation Bias):「もっと下がるに違いない」という思い込みで、悲観的な情報ばかりを集めてしまう心理パターンです。

③積立の停止:「今は積み立てるタイミングじゃない」と判断して、自動積立をやめてしまう行動です。

これらはすべて、感情が理性より先に動いてしまうことで起きます。

感情的な売却が「最悪の選択」になる理由

過去のデータを振り返ると、リーマンショック(2008年)・コロナショック(2020年)のどちらも、数年以内に株価は回復・上昇しています。

暴落後の最安値付近で売却した投資家は、その後の回復の恩恵をまったく受けられませんでした。

一方、暴落中も積立を続けた投資家は、安値でも口数(投資信託を購入できる最小単位のこと)を多く積み上げられたため、回復時に大きなリターンを得ました。

これを「ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging)」と呼びます。

毎月一定額を積み立てることで、高いときも安いときも自動的に分散購入できる仕組みのことです。

暴落時の感情的な売却は、このメリットをすべて手放すことと同義です。

暴落時に「やってはいけないこと」と「やるべきこと」

「わかっていても怖い」という方に向けて、具体的な行動指針を整理します。

❌ やってはいけないこと①:狼狽売り(パニック売り)

暴落中に売ることは、損失を「確定」させることです。

含み損(保有資産の評価額がマイナスになっている状態のこと)はあくまで「帳簿上の損失」であり、売却しない限り実際の損失にはなりません。

下落中に売ってしまった後、株価が回復しても「すでに売却済みなのでリターンを得られない」という状況になります。

これが投資において最も避けるべきシナリオです。

❌ やってはいけないこと②:積立の一時停止

「今は下がっているから、積立を一旦止めよう」と考えるのも危険です。

積立投資の最大の強みは、「相場の高低に関わらず機械的に買い続けること」にあります。

下がっているときこそ同じ金額でより多くの口数を購入できるため、停止することは安く買えるチャンスを逃すことになります。

「暴落しているから止める」という判断は、積立投資の本来の効果を自ら否定する行為です。

✅ やるべきこと:「何もしない」を徹底する

暴落時の最適解は、シンプルに「何もしないこと」です。

具体的には、以下の行動を心がけてください。

・証券アプリを開く頻度を減らす(1日1回 → 週1回 → 月1回に)

・SNSやニュースで「暴落」関連の情報を追うのをやめる

・自動積立の設定は変えずにそのまま継続する

投資において「行動しないこと」が最大のパフォーマンスになるケースは非常に多いです。

Warren Buffett(ウォーレン・バフェット)氏の言葉を借りると、「株式市場は、焦りを持つ人から忍耐を持つ人へ資産を移す装置だ」とされています。

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暴落中もメンタルを保つ3つの思考法

「何もしない」とわかっていても、不安になってしまうのが人間です。

ここでは、暴落時のメンタルを安定させるための3つの思考法を紹介します。

①「暴落は安売りセール」と捉え直す

暴落をネガティブに捉えるのではなく、「割安で買えるチャンスが来た」と捉え直すのが投資家マインドの基本です。

好きなブランドの服が50%オフのセールをやっていたら、「買い時だ!」と感じますよね。

株式市場も考え方は同じです。

毎月一定額を積み立てている人にとっては、暴落時でも同じ金額でより多くの口数を購入できます。

つまり、「今月は安くたくさん仕込めた月」という解釈が正しい見方です。

感情的に怖いという事実は変わりませんが、「構造的にはチャンスだ」という認識を持つだけで、行動が変わります。

②資産評価額を見る頻度を下げる

毎日アプリを開いて資産評価額を確認することは、メンタルに大きなダメージを与えます。

暴落時は「見るたびにマイナスが増えている」という体験が、恐怖と不安をどんどん増幅させます。

積立投資は「10〜20年単位」の長期戦です。

1日単位・1週間単位の変動に注目しても、長期リターンにはほとんど関係ありません。

思い切って、確認頻度を「月1回」に下げることをおすすめします。

「見なければ気にならない」──これが現実的なメンタル管理の最善手です。

③今は「積立の練習期間」と割り切る

積立を始めて間もない段階では、資産総額はまだ小さい状態です。

仮に積立資産が20万円の段階で10%下落しても、損失額は2万円です。

これは「リアルなお金を使って、暴落時の心理を学ぶ貴重な機会」と捉えることができます。

10年後・20年後に数百万〜数千万円規模の資産を持ったときに同じ暴落が来ても、今の経験があれば冷静に対処できます。

今の「少額の含み損」は、長期投資家として成長するための授業料です。

この視点を持てると、暴落が「怖いもの」から「成長の機会」に変わります。

実際に暴落を経験して学んだこと

私自身、株式投資を続けるなかで何度か大きな下落を経験しています。

最初のころは「売った方がいいんじゃないか」という衝動に何度もかられました。

でも結果として、売らずに持ち続けたファンドや銘柄のほうが、後から大きく回復したことを何度も経験してきました。

一方で、怖くなって手放してしまった資産が、その後大きく上昇するのを指をくわえて見た経験もあります。

当時学んだのは、「相場を読もうとすることより、自分の感情をコントロールすること」が投資の本質だということです。

暴落時に「何もしない」を実行できる人が、長期的に資産を積み上げていける投資家になると、今は確信を持って思っています。

よくある質問(Q&A)

Q. NISA口座で含み損が出ても税金はかかる?

NISAは非課税口座なので、利益が出ても税金はかかりません。

ただし、NISA口座での損失は他の口座の利益と「損益通算(損失と利益を合算して税負担を減らすこと)」ができない点に注意が必要です。

いずれにせよ、保有したままの含み損の状態では、税金は一切発生しません。

Q. 暴落が続くなら積立額を減らしてもいい?

家計が苦しい場合は減額しても問題ありません。

ただし、「暴落しているから」という理由だけで減らすのはおすすめしません。

生活費に余裕がある場合は、暴落中こそ一定額を継続することが長期的なリターンにつながります。

「生活防衛資金(急な出費に備えた手元の現金)」を確保した上で、余裕資金の範囲内で積み立てを継続するのがベストです。

Q. そもそも長期投資で株価は本当に回復するの?

過去の実績で言えば、世界経済の成長を前提とするインデックス投資(株価指数に連動する投資信託への分散投資)は、20年以上のスパンで見るとほぼ右肩上がりで推移してきています。

もちろん、過去のデータが未来を保証するものではありません。

ただ、分散されたインデックスファンドが「20年で価値がゼロになる」シナリオは、世界経済が崩壊するシナリオとほぼ同義です。

そのような事態になった場合は現金も価値を持たないため、長期・分散・積立という原則を守ることが、現実的に取れる最善手と言えます。


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まとめ|暴落こそ「何もしない」が最強の戦略

この記事で伝えたかったことを整理します。

・暴落が怖いという感情は正常。ただし、感情のまま行動するのはNG

・絶対にやってはいけないのは「狼狽売り」と「積立の停止」

・暴落時の正解は「何もしないこと」を徹底すること

・「安売りセール」と捉え直し、確認頻度を下げ、今を練習期間と割り切る

・長期投資において「感情のコントロール」は最重要スキル

相場の波に乗ろうとするより、自分の感情を管理することに集中することが、長期的な資産形成への近道です。

焦らず、淡々と積み立て続けましょう。

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  • この記事を書いた人

そらと

会社員を辞めて、副業ブログを
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