こんな疑問を持っていませんか?
- 富士通株って個人が持っていい銘柄なの?
- 配当金はどのくらいもらえる?
- IT株はリスクが高そうで怖い
この記事では、実際に富士通株を保有している20代会社員の筆者が、魅力・配当・リスクを正直に解説します。
インデックス投資をメインに積み立てながら、サテライトとして個別株も保有している立場から、富士通株の「本当のところ」をお伝えします。
富士通株の基本情報
富士通(証券コード:6702)は、日本を代表するIT企業です。
システムインテグレーション・クラウドサービス・デジタルトランスフォーメーション(DX)支援を主力事業としています。
売上規模は約3兆5,000億円(連結)。従業員数は国内外で約12万人を超えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 6702 |
| 業種 | 電気機器(ITサービス) |
| 市場 | 東証プライム |
| 配当利回り(目安) | 約1.5〜2.0%(時価による) |
| 配当頻度 | 年2回(3月・9月) |
| 株主優待 | なし |
株主優待はありませんが、配当金は安定的に支払われています。
富士通株の3つの魅力
① DX・クラウド需要の成長が追い風
日本企業のDX化は、まだ途上段階です。
政府・自治体のデジタル化や、民間企業のシステム刷新が続いています。
富士通はこのトレンドの真っ只中にいる企業です。
日本のDX市場は2030年にかけて成長が続くと予測されており、富士通のような大手SIerは安定した需要基盤を持っています。
② 日本最大級のSIerとしての信頼ブランド
富士通は官公庁・金融機関・製造業など、日本の重要インフラを支えるITシステムを担っています。
- 官公庁・自治体のシステムを多数受注
- 金融機関の基幹システムにも深く関与
- 長期契約が多く、安定した収益基盤がある
この「簡単には切り替えられない」関係性が、富士通の収益の安定につながっています。
③ 構造改革による収益改善が進行中
富士通は2019年ごろから、ハードウェア事業のスリム化とITサービス集中化を進めてきました。
✅ 構造改革のポイント
- パソコン・携帯電話事業などを切り離し
- 高付加価値のITサービス・コンサルへシフト
- 利益率の改善が株価上昇に貢献
売上の「量」よりも「質」を高める方向への転換が評価されています。
富士通株のリスクと注意点
もちろん、リスクも正直に伝えます。
筆者は保有しているからこそ、デメリットも把握した上で持ち続けています。
リスク① 国内依存度が高い
富士通の売上の多くは、日本国内から来ています。
国内の人口減少・経済成長の鈍化は、長期的なリスク要因になります。
グローバルIT企業(MicrosoftやAmazonなど)と比べると、成長速度は穏やかです。
リスク② 大型システム障害のリスク
過去には、富士通製のシステムやハードウェアがトラブルを起こした事例があります。
大規模なシステム障害が発生した場合、信頼失墜・賠償コストが株価に影響することがあります。保有する際は、この点を頭に入れておく必要があります。
リスク③ 株主優待がない
長期保有者へのインセンティブとして株主優待を重視する方には、物足りないかもしれません。
配当金のみで保有メリットを判断することになります。
| 魅力 | リスク |
|---|---|
| DX需要で成長余地あり | 国内依存度が高い |
| 官公庁・金融との安定契約 | 大型障害リスク |
| 構造改革で収益改善中 | 株主優待なし |
| 年2回の配当金 | グローバル成長力は限定的 |
20代会社員の筆者が富士通株を持つ理由
筆者のメインはインデックスファンドの積み立てです。
オルカン・S&P500・NASDAQ100・Nifty50を毎月コツコツ積み立てています。
その上で、サテライト枠として富士通を保有しています。
✅ 筆者が富士通を選んだ理由
- 日本企業のDX化という大きな流れに乗りたかった
- 官公庁・金融という安定取引先を評価した
- 構造改革の「変化する企業」という点に魅力を感じた
- 日経平均への影響力がある大型株で値動きが把握しやすい
「完璧な銘柄はない」という前提のもと、ポートフォリオの一部として割り切って保有しています。
インデックスメインで、個別株は全資産の10〜15%以内というルールで運用しています。
富士通株の買い方・始め方
STEP 1: 証券口座を開設する
個別株を買うには、まず証券口座が必要です。
筆者は楽天証券とSBI証券を使っています。どちらも無料で開設できます。
STEP 2: NISAの成長投資枠を活用する
富士通株は、新NISAの成長投資枠で購入できます。
成長投資枠(年間240万円)を使えば、配当金・売却益が非課税になります。
個別株投資は成長投資枠を使うのが基本です。配当金も非課税になるため、高配当株や大型株との相性がよいです。
STEP 3: 余裕資金の範囲内で購入する
個別株はインデックスより価格変動が大きいです。
生活費・緊急予備資金を確保した上で、余裕資金の範囲内で始めましょう。
富士通株に関するよくある質問
Q. 富士通株は長期保有に向いていますか?
A. DX・クラウド需要の恩恵を受けやすい業種のため、長期視点で保有するのに適した銘柄の一つです。ただし個別株リスクがあるため、インデックスとの併用がおすすめです。
Q. 富士通株の最低購入額はどのくらいですか?
A. 株式は100株単位での購入が基本です(単元株)。株価が変動するため、購入時の時価で計算してください。最近の株価水準では数十万円程度が目安です。
Q. 配当金はいつもらえますか?
A. 富士通の配当は年2回(3月末・9月末が権利確定日)です。実際の入金は権利確定から約2〜3ヶ月後になります。
まとめ:富士通株は「日本のDX成長」に乗るサテライト投資
富士通株のポイントをまとめます。
- DX・クラウド需要を背景に成長余地がある
- 官公庁・金融機関との安定した取引基盤がある
- 構造改革で収益体質が改善されてきた
- 配当金は年2回・利回りは1.5〜2.0%程度
- 国内依存・障害リスクなど、デメリットも正直にある
| こんな人に向いている | こんな人には向かない |
|---|---|
| 日本のDX成長に投資したい人 | 株主優待目当ての人 |
| インデックスのサテライトとして持ちたい人 | 高配当利回りを求める人 |
| 大型株で安定感を求める人 | 短期売買でリターンを狙う人 |
筆者はインデックス投資をメインにしながら、富士通株をサテライトとして保有しています。
「全部インデックスにするのが不安」という方に、選択肢の一つとして参考にしてもらえれば幸いです。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任のもとで行ってください。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。
