新NISAを始めたのに、年間120万円の枠が使い切れていない。
そんな悩みを持つ方は、実はとても多いです。
「月10万円も積立に回せない」「何を買えばいいかわからない」「そもそもどう計算すればいいの?」
こういった理由から、せっかくの非課税枠が眠ったままになっているケースはよく見られます。
この記事では、新NISAの120万円が使い切れない5つの理由と具体的な解決策をわかりやすく解説します。
口座選びのポイントもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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新NISAのつみたて投資枠とは?120万円の仕組みをおさらい
まず、「なぜ120万円なのか」という基本を確認しておきましょう。
新NISAには、2種類の投資枠があります。
- つみたて投資枠:年間120万円まで(月10万円ペース)
- 成長投資枠:年間240万円まで(一括・積立どちらもOK)
合計すると年間360万円まで、生涯では1,800万円まで非課税で運用できます。
「120万円」という数字は、つみたて投資枠のみの上限です。
月に換算すると10万円になります。
この金額を毎月きっちり使い切るのは、正直かなりハードルが高いですよね。
でも、枠を使い切れなくても投資は始められますし、少額でも積み立て続けることに意味があります。
新NISAの120万円が使い切れない5つの理由
使い切れない理由を明確にすると、解決策が見えてきます。
よくある理由を5つ挙げます。
① 月10万円の積立が家計に負担をかける
最もシンプルな理由です。
月10万円を投資に回すということは、手取り収入が25〜30万円の人なら、収入の3〜4割を積立に充てることになります。
食費・家賃・交際費を支払いながら毎月10万円の捻出は、多くの人にとって現実的ではありません。
💡 ポイント:120万円は「上限」であり、「目標」ではありません。自分の余力に合った金額で始めるのが正解です。
② 何に投資すればいいかわからない
証券口座を開いたものの、商品選びで迷ってしまう人も多いです。
「インデックスファンドがいいと聞いたけど、どれを選べばいいかわからない」という声はよく聞きます。
選択肢が多すぎることで行動が止まり、結果的に積立設定ができないままになってしまいます。
③ 証券口座を持っていない、または設定が面倒に感じる
口座開設自体を「難しそう」と感じている人も多いです。
実際には、主要な証券会社(SBI証券・楽天証券)であれば、スマホで10〜20分ほどで申し込みが完了します。
開設後の積立設定も、画面の案内に沿って進めれば難しくありません。
④ ボーナスの使い道が決まっておらず、追加投資ができていない
つみたて投資枠は月ごとに均等に使う必要はありません。
ボーナス月だけ積立額を増やす「ボーナス設定」という機能があり、これを活用することで年間120万円に近づけることができます。
この機能を知らずに毎月の定額積立だけにしている人は多いです。
⑤ つみたて投資枠と成長投資枠の使い分けを知らない
新NISAには2種類の投資枠があることを先述しましたが、多くの人はつみたて投資枠だけを使っています。
成長投資枠(年間240万円)を組み合わせれば、合計360万円まで非課税で投資できます。
ただし、成長投資枠は一度に大きな金額を投じる「一括投資」にも使えるので、ある程度の元手が必要です。
120万円枠を無理なく活用する5つの解決策
理由がわかれば、対処は難しくありません。
以下の5つの方法を参考にしてみてください。
解決策① 無理のない金額からスタートして徐々に増やす
最初から月10万円を目指す必要はありません。
まずは月3,000円〜1万円など、家計に負担のない金額で始めましょう。
生活が安定してきたら、毎年の昇給や節約の成果に合わせて積立額を増やしていくのが現実的です。
📊 積立シミュレーション(年利5%想定・参考値)
- 月3,000円 × 20年 → 約123万円(元本72万円)
- 月1万円 × 20年 → 約411万円(元本240万円)
- 月5万円 × 20年 → 約2,055万円(元本1,200万円)
少額でも長期間続けることで、複利(利子にも利子がつく効果)が大きく働きます。
解決策② ボーナス月に増額設定を活用する
毎月の積立に加えて、賞与がある6月・12月だけ積立額を増やすことができます。
例えば毎月2万円(年間24万円)積立している場合、ボーナス月に追加で48万円積立すれば、年間120万円ちょうどになります。
SBI証券・楽天証券ともに、この設定は積立注文画面から数分で変更できます。
解決策③ 商品はシンプルな2択に絞る
投資信託選びで迷ったら、以下の2択に絞るのが最もシンプルな解決策です。
- eMAXIS Slim全世界株式(オルカン):全世界の株を1本で持てる定番ファンド(投資信託)
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500):米国上場企業500社に連動する人気ファンド
どちらか1本を選んで積立設定するだけでOKです。
迷う時間がもったいないので、まずはこの2択から始めましょう。
解決策④ 成長投資枠で一括投資も組み合わせる
まとまった貯金がある方は、つみたて投資枠(120万円)に加えて成長投資枠(240万円)も活用できます。
例えば、ボーナスや貯金の一部を成長投資枠で一括投資することで、年間の投資総額を増やせます。
ただし、一括投資は高値づかみのリスクもあります。積立と一括を組み合わせるのが無難です。
解決策⑤ まず口座を開くことを最優先にする
口座開設が遅れるほど、非課税運用できる期間が短くなります。
積立額や商品は後から変更できます。まず口座を開くことが、最も大切な第一歩です。
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どちらも口座開設・維持費が完全無料。ポイント還元で選ぶなら楽天カード×楽天証券、SBI証券は三井住友カードNLとの組み合わせがおすすめです。
SBI証券と楽天証券、どちらを選べばいい?
120万円枠を活用するには、まず証券口座の開設が必要です。
初心者にはSBI証券か楽天証券の2択がおすすめです。
SBI証券がおすすめな人
- 三井住友カードNLを持っている、または作る予定の方
- Vポイントを貯めたい方
- 業界最大級の投資信託ラインナップから選びたい方
楽天証券がおすすめな人
- 楽天カードをすでに持っている方
- 楽天市場でよく買い物する(楽天経済圏ユーザー)方
- 楽天ポイントで積立投資したい方
どちらも手数料・口座維持費は完全無料です。
使っているクレジットカードに合わせて選ぶのが、一番シンプルな判断基準になります。
💡 さらにお得に始めるなら、ハピタス経由での口座開設も選択肢の一つです。
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よくある質問(Q&A)
Q. 120万円すべてを使わないとダメですか?
まったく問題ありません。
使わなかった分の枠は翌年に持ち越せませんが、残った枠を使い切ることを無理に目指す必要はありません。
自分のペースで積立を継続することが重要です。
Q. 途中で積立額を変更できますか?
はい、いつでも変更できます。
SBI証券・楽天証券ともに、積立金額や積立日の変更は各社のウェブサイト・アプリから数分で完了します。
生活が変わったら遠慮なく調整しましょう。
Q. 新NISA口座は1人何口座まで持てますか?
1人につき1口座のみです。
複数の証券会社に申し込んでも、国税庁の審査で1口座のみ有効になります。
まずは1社に絞って口座開設することをおすすめします。
Q. NISAとiDeCoは同時に使えますか?
同時に使えます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、NISAとは別枠で利用できる老後資産形成の制度です。
iDeCoは掛け金が全額所得控除(税金の計算上、収入から差し引ける仕組み)になるため、税金面でもメリットがあります。
まとめ:120万円の枠は「目標」ではなく「上限」
この記事のポイントをまとめます。
- 新NISAのつみたて投資枠は年間最大120万円(月10万円)
- 使い切れない主な理由は「家計の余力」「商品選びの迷い」「口座未開設」など5つ
- 最初から月10万円を目指す必要はまったくない
- まずは月3,000円〜1万円から始め、徐々に増やすのが王道
- ボーナス月の増額設定を使えば、年間120万円に近づきやすくなる
- 商品はeMAXIS Slimシリーズ(オルカンかS&P500)に絞ると迷わない
大切なのは「枠をすべて使い切ること」ではなく、「自分に合ったペースで長く続けること」です。
まずは証券口座を開くだけでも、十分な第一歩になります。