こんな疑問を持っていませんか?
- 「NISAは非課税って聞くけど、具体的にどういう意味?」
- 「普通の口座と比べて、実際どれくらい得するの?」
- 「税金の計算が難しくてよくわからない」
この記事では、投資の利益にかかる税金の仕組みと、新NISAを使うと具体的にいくら得するかを数字で解説します。
20代会社員の筆者はNISA口座でニッセイNASDAQ100インデックスファンドを積み立てており、含み益は+67.6%(+113,677円)になっています。この利益がすべて非課税になると知ったとき、正直驚きました。
「非課税ってどれくらい有利なの?」という疑問は、一度数字で計算すると一気に解決します。ぜひ最後まで読んでみてください。
通常の投資口座では利益に約20%の税金がかかる
NISAを理解するには、まず「通常の投資でどれくらい税金がかかるか」を知ることが大切です。
日本では、株式や投資信託で得た利益(売却益・配当金)には20.315%の税金がかかります。
📌 税率の内訳
- 所得税:15%
- 住民税:5%
- 復興特別所得税:0.315%
- 合計:20.315%
端数を含む20.315%という数字は覚えにくいですが、「利益の約5分の1が税金になる」と覚えておけば十分です。
新NISAなら利益・配当が全額非課税になる
NISAは「少額投資非課税制度」の略称です。
通常20.315%かかる税金が、NISA口座で投資した分についてはゼロになります。
✅ 新NISAで非課税になるもの
- 投資信託・株式の売却益(キャピタルゲイン)
- 株式・ファンドの分配金・配当金(インカムゲイン)
新NISAの非課税枠は年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)で、生涯投資枠は1,800万円です。
長期で運用するほど、非課税の恩恵が複利で積み上がっていきます。
100万円の利益で「約20万円の差」が生まれる
実際の数字で比べてみましょう。
100万円の利益が出た場合を、通常口座とNISA口座で比較します。
| 項目 | 通常口座 | NISA口座 |
|---|---|---|
| 利益 | 100万円 | 100万円 |
| 税金(20.315%) | ▲約20万3,150円 | 0円 |
| 手取り | 約79万7,000円 | 100万円(全額) |
利益が100万円のとき、通常口座では約20万円が税金として引かれます。
NISA口座なら、この20万円がまるごと手元に残ります。
さらに利益が大きくなるほど、差は拡大します。
| 利益の金額 | 通常口座の税金 | NISA口座の税金 | 差額(節税額) |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 約10万1,575円 | 0円 | 約10万円 |
| 100万円 | 約20万3,150円 | 0円 | 約20万円 |
| 300万円 | 約60万9,450円 | 0円 | 約61万円 |
| 500万円 | 約101万5,750円 | 0円 | 約102万円 |
20年・30年の長期運用では、利益が数百万円規模になることも十分あります。
そのとき、NISAで節税できる金額も数十〜100万円超になってきます。
実際に感じた非課税のインパクト(筆者の体験)
筆者はNISA口座でニッセイNASDAQ100インデックスファンドを積み立てています。
2026年6月時点の含み益は+67.6%(+113,677円)です。
この113,677円の含み益、もし通常口座であれば売却時に約23,100円の税金がかかります。
📊 筆者の場合の税金シミュレーション
- 含み益:+113,677円
- 通常口座なら税金:113,677円 × 20.315% ≈ 約23,100円
- NISA口座なら税金:0円
- 節税額:約23,100円
積み立て期間中、一度も「税金のことを考えた」ことはありませんでした。
それがNISAの最大のメリットだと感じています。
さらにポートフォリオ全体の合計含み益は+152,949円に達しており、もし通常口座なら約31,100円が税金になっていた計算です。
「非課税」が複利に与える影響は?
非課税の効果は、売却時だけではありません。
毎年の分配金・配当金にもかかる税金がゼロになることで、複利の効果が最大化されます。
通常口座では配当金を受け取るたびに約20%が差し引かれます。
NISAなら配当金を全額再投資できるため、長期で見ると元本の増え方が大きく変わります。
💡 複利シミュレーション比較(月3万円・年利5%・30年)
- 通常口座(課税後再投資):約1,900万円
- NISA口座(非課税再投資):約2,500万円
- 差額:約600万円
※試算値です。実際の運用結果を保証するものではありません。
30年という長期で見ると、非課税か課税かで最終資産に600万円の差が生じることもあります。
よくある質問(FAQ)
Q. NISAの非課税はいつから適用される?
A. NISA口座を開設した年から、その口座で行った投資の利益に対して非課税が適用されます。後から「課税口座の利益をNISAに移す」ことはできないので、早めに始めることが重要です。
Q. 非課税枠を超えた分はどうなる?
A. 年間360万円・生涯1,800万円を超えた投資は、通常の課税口座(特定口座)で行うことになります。超過分の利益には通常通り約20%の税金がかかります。
Q. NISAで損失が出た場合は?
A. 通常口座では損失を他の利益と相殺(損益通算)できますが、NISA口座の損失は通算できません。これがNISAのデメリットの一つです。ただし、長期・分散投資を続ければ損失リスクは大幅に低減できます。
Q. NISA口座は何社でも持てる?
A. 1人につき1口座のみです。年単位で金融機関を変更することは可能ですが、同じ年に複数のNISA口座を持つことはできません。
まとめ:新NISAの非課税メリットはこんなにある
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 通常口座の税金 | 利益に対して約20.315% |
| NISAの税金 | 0円(完全非課税) |
| 100万円の利益での差 | 約20万円の節税 |
| 複利への効果 | 30年運用で最大600万円超の差も |
| 年間非課税枠 | 360万円(生涯1,800万円) |
- 通常口座では利益に約20%の税金がかかる
- 新NISAなら売却益・配当金がすべて非課税になる
- 100万円の利益で約20万円、500万円の利益で100万円超の節税が可能
- 筆者自身、+152,949円の含み益が全額非課税となっている
- 複利効果と組み合わせると長期で数百万円の差になる
NISAの非課税メリットは、投資を長く続けるほど大きくなります。
「いつか始めよう」と思っているなら、その1日が将来の数万円の差になります。
まずは口座開設から始めてみてください。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資は元本が保証されるものではなく、損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。掲載情報は執筆時点のものであり、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。