「S&P500はもう高すぎる」「今から始めても手遅れじゃないか」
そんな不安を抱えて、投資の一歩が踏み出せない人は多いです。
- ✅ 毎日ニュースで「最高値更新」を目にする
- ✅ 暴落したらどうしようと思うと怖い
- ✅ 周りはもう投資してるのに自分だけ乗り遅れた気がする
この記事では、20代会社員でeMAXIS Slim S&P500を実際に積み立てている筆者が、「今から始めても遅くない理由」を3つの根拠とともに解説します。
積立シミュレーション・暴落時の対処法・NISAでの始め方まで、初心者がつまずくポイントをまとめて解説します。
この記事を読めば、「高値でも積み立てを続けるべき理由」が腑に落ちるはずです。
S&P500はもう高いのか?結論から答えます
結論からいうと、「今が高い」かどうかは誰にもわかりません。
プロの機関投資家でも、株価の短期的な動きを正確に予測した人はほぼいません。
「相場が高すぎると感じたとき、実際にはまだ上がり続けることが多い」
― ウォーレン・バフェット
2020年コロナショックで大暴落したとき、多くの人が「投資するなら今だ」と言いました。
でも、実際に買えた人は少数です。
下落時も高値時も「今は動けない」と感じるのが人間の心理です。
- ✅ S&P500の「高い・安い」を正確に判断できる人はいない
- ✅ 過去にも「もう高すぎる」と言われた水準から2〜3倍になった
- ✅ 個人投資家が取れる最善策は「長期の積立」
では、なぜ今から始めても遅くないのか。3つの理由を具体的に説明します。
今から始めても遅くない3つの理由
理由① 積立投資は「高値掴み」のリスクを自動で下げる
毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」には、高値でも安値でも自動でリスクを分散する仕組みがあります。
| 月 | 基準価格 | 積立額 | 購入口数 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 10,000円 | 30,000円 | 3.0口 |
| 2月(暴落) | 7,000円 | 30,000円 | 4.3口(多く買える) |
| 3月(回復) | 9,000円 | 30,000円 | 3.3口 |
価格が下がったときに多く買えるのが積立の強みです。
高値のときも、安値のときも、感情を排除して機械的に買い続けることが長期リターンを高める鍵になります。
筆者も毎月5万円ずつeMAXIS Slim S&P500に積み立てています。
「今月は高いな」と思う月もありますが、そこで止めると安値で買えるチャンスも逃します。
理由② 過去の暴落でも長期では右肩上がりを続けてきた
S&P500はこれまで数々の暴落を経験してきました。
- 📉 2000年: ITバブル崩壊(−49%)
- 📉 2008年: リーマンショック(−56%)
- 📉 2020年: コロナショック(−34%)
それでも、5〜10年以上の期間で見ると、S&P500は必ず回復し、過去最高値を更新してきました。
S&P500(1926年〜)の長期年率リターン:約+10%(ドルベース)
100年以上のデータが示す「時間が解決する」という事実
「今は高値だから待つ」という戦略は、実際には機会損失を生む可能性が高いです。
筆者はコロナショックで含み損を抱えた経験があります。
でも積立を止めなかったことで、2021年には大きな含み益になりました。
理由③ 始めない機会損失のほうが、高値掴みよりはるかに大きい
「完璧なタイミング」を待っていると、何年も投資を先送りしてしまいます。
| 開始年齢 | 月3万円積立(年利5%) | 65歳時点の資産 |
|---|---|---|
| 22歳 | 43年間積立 | 約4,700万円 |
| 25歳 | 40年間積立 | 約4,000万円 |
| 30歳 | 35年間積立 | 約3,100万円 |
| 35歳 | 30年間積立 | 約2,400万円 |
22歳と35歳の差は、同じ月3万円の積立でも約2,300万円もの差になります。
「高値から始めた」という1〜2年のハンデより、「始めなかった」という10年のロスのほうが圧倒的に大きいです。
積立シミュレーション|毎月3万円を20年続けると?
「実際にいくらになるの?」という疑問に、具体的な数字で答えます。
年利5%(S&P500の保守的な想定リターン)で計算した結果がこちらです。
| 積立期間 | 積立元本 | 運用後の資産(年利5%) | 利益 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 180万円 | 204万円 | +24万円 |
| 10年 | 360万円 | 465万円 | +105万円 |
| 20年 | 720万円 | 1,233万円 | +513万円 |
| 30年 | 1,080万円 | 2,495万円 | +1,415万円 |
20年続ければ、積立元本の約1.7倍。
30年続ければ、積立元本の約2.3倍になる計算です。
複利の力は「時間が長いほど」効いてきます。
「今高いから」と1年待つよりも、今すぐ始めて1年分の積立を積む方が、長期的には有利になる可能性が高いです。
S&P500の始め方|NISAで非課税投資する3ステップ
STEP 1: 証券口座を開設する
S&P500への投資は、ネット証券の口座があればすぐに始められます。
筆者が実際に使っているのは楽天証券とSBI証券の2社です。
どちらもスマホで30分程度で申し込みが完了します。
STEP 2: NISAのつみたて投資枠を設定する
S&P500への投資は、必ず新NISAのつみたて投資枠を使いましょう。
年間120万円まで非課税で運用でき、利益に税金がかかりません。
通常:利益20万円 × 20.315%税金 = 約4万円が引かれる
NISA:利益20万円がまるごと手元に残る
この差は30年間積み立てると、数百万円単位になります。
STEP 3: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぶ
S&P500連動ファンドの中で、筆者が選んでいるのはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
- ✅ 信託報酬:年0.09372%(業界最低水準)
- ✅ 純資産額:10兆円超(業界最大級)
- ✅ 楽天証券・SBI証券どちらでも購入可能
100円から積み立てられるので、まず少額でも始めることが大切です。
▼ S&P500の積立をNISAで今すぐ始めよう
口座開設・維持費は無料。100円から始められます。
初心者には楽天カードで積立→ポイントも貯まる楽天証券がおすすめです。
※いずれも公式サイトへのリンクです。口座開設は本人確認が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q. S&P500は今後も上がり続けるの?
A. 将来のことは誰にも断言できません。ただし、S&P500は過去100年以上にわたって長期的には上昇トレンドを続けてきました。短期的な暴落は繰り返しますが、10年以上の長期では右肩上がりを維持している実績があります。
Q. 暴落したらどうすればいい?
A. 積立を止めないことが最善策です。暴落時は安く多く買えるチャンスです。筆者もコロナショックで一時的に含み損になりましたが、積立を続けた結果、翌年には含み益に転換しました。「下落=買い増しのチャンス」という考え方で乗り越えられます。
Q. 毎月いくらから始めればいい?
A. 100円からでも始めることに意味があります。金額より「継続すること」が重要です。筆者の最初の積立額は月5,000円でした。生活費を圧迫しない範囲で、無理なく続けられる金額でスタートしましょう。
Q. NISAとiDeCoどちらを先に使うべき?
A. 流動性を考えると新NISAを先に始めるのがおすすめです。iDeCoは60歳まで引き出せないのに対し、NISAはいつでも売却できます。まずNISAで積立を開始し、余裕が出てきたらiDeCoを検討するのが多くの20代に合った順番です。
まとめ:「今からでも遅くない」が正しい
S&P500が高値かどうかは誰にもわかりません。
でも、「始めない」ことは確実に機会損失になります。
- ✅ 積立(ドルコスト平均法)で高値リスクは自動分散できる
- ✅ 過去の暴落でも長期では必ず回復してきた実績がある
- ✅ 1年待つより、今すぐ始める方が複利の力を長く使える
- ✅ まずは100円からでも、NISAで積立を始めることが大切
筆者は22歳からS&P500への積立を始めました。
「高値かもしれない」という不安はゼロではありませんでした。
でも、始めたことで「投資を続けるクセ」がつき、今では毎月の積立が当たり前になっています。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資判断は必ずご自身の責任のもとで行ってください。
