※当記事では僕が実際に1年以上運用しているインデックス投資・高配当株投資についての話になります。
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こんにちは、そらぴーです!
最近、「貯金から投資へ」なんて言葉を某総理大臣が口にして投資を勧めるような広告などを目にしますが、実際どうなの?と思ってる方もいるんじゃないでしょうか。
今回は余剰資金を「銀行口座or証券口座」のどちらに預けた方がいいのか1年以上投資を継続している経験も踏まえて解説していきます。
※余剰資金…手持ちの資産のうち、生活費や非常時に備えて残しておくお金を差し引いた資金で、当面使う予定がないお金
目次
銀行預金と投資信託の違い
>銀行預金とは
銀行にお金を預けることで、比較的安全に資金を保管することができます。預金者はいつでもお金を引き出すことができ、日本では一般的にメインでお金が預けられている場所になります。
>投資信託とは
複数の投資家から集めた資金をプロ投資家が運用する仕組みで、株式や債券などに投資することで資産運用を行うことができます。
銀行預金・投資信託のメリット・デメリット
>銀行預金のメリット・デメリット
・銀行預金のメリット
- 安全性が高い
銀行預金は、日本政府が預金保険制度を通じて、預金者の資産を1人当たり最大1,000万円まで保証しています。つまり、万が一銀行が倒産しても、1,000万円までならお金が戻ってきます。 - 流動性が高い
銀行預金は、ATMやネットバンキングを使って24時間いつでも入出金ができるため、急な支出や入金にも対応できます。 - 利息がつく
銀行預金には、預けたお金に対して一定の金利がつくため、投資や不動産投資などと比べると比較的安定的な収益を得ることができます。また、預金の種類や金利条件によっては、高い金利がつく場合もあります。
例:大手メガバンク 金利0.001% (みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、etc..)
一部ネット銀行 金利0.2% (SBI新生銀行、auじぶん銀行、あおぞら銀行)
以上のように、銀行預金には比較的安全性が高く、収益の確保が可能で、流動性が高いというメリットがあります。
・銀行預金のデメリット
- 金利が低すぎる
銀行預金は、比較的安全であるというメリットがありますが、投資や不動産投資などと比較して利回りが低い場合が多いです。また、インフレ率を下回る場合もあるため、実質的な収益が減少することもあります。
例:インフレ率20%上昇
りんご 100円→120円
100円のものが100円で買えなくなっている!
お金の価値ダウン! - 手数料がかかることがある
一部の銀行預金には、手数料がかかる場合があります。たとえば、定期預金を解約する場合や、普通預金の取引が一定回数を超えた場合などです。手数料は小額であることが多いですが、最も無駄でもったいない消費です! - 預金保険制度の限度額がある
銀行預金は、預金保険制度によって保証されていますが、最大限度額が1人当たり1,000万円までです。つまり、預けた金額が1,000万円を超えた場合は、超過分は保障されないため、一定のリスクがあります。
以上のように、銀行預金には低い利回りや手数料のかかること、預金保険制度の限度額があるといったデメリットも存在します。預金口座を選ぶ際には、利回りだけでなく、手数料や預金保険制度なども考慮し、自分に合った預金方法を選ぶことが大切です。
>投資信託のメリット・デメリット
・投資信託のメリット
- 少額から投資ができる
昔は株式を購入する際に100株(数十万、数百万)からしか買えないなどありましたが、現在の投資信託では、最安ですと100円からでも投資が可能です。一口あたりの価格が低く、手軽に始められることが魅力です! - リスク分散ができる
リスクが高いと言われる投資の中でも投資信託は、投資先の資産を分散させて投資するため、比較的リスクが低いです。様々な金融商品に投資することで、投資家が抱えるリスクを分散することができます!
例:eMAXIS Slim 全世界株式 約3000銘柄
楽天VTI 全米株式 約4000銘柄 - プロの専門家による運用
投資信託は、運用会社が専門的な知識や経験を持ち、運用するため、一般の個人投資家が直接投資するよりも、効率性や専門性が高いと言えます。投資家は、運用会社に投資資金を任せることで、自分でリサーチしたり、投資先を決定する手間を省くことができます。
以上のように、投資信託のメリットは、まずリスクを分散することで投資家のリスクを抑え、初心者でも小額から始めやすく、また運用に必要な知識やスキルがなくても専門家に任せることができるという点です。
・投資信託のデメリット
- 運用成績が悪化するリスクがある
投資信託の運用成績は、運用会社の実力や市場の状況によって左右されます。運用成績が悪化すれば、投資家の資産価値が減少するリスクがあるため、商品選択や運用会社選択には注意が必要です。 - 手数料や費用が高いことがある
投資信託には、運用会社に支払う手数料や費用が掛かります。特に、長期的な運用をする場合は、累積される手数料や費用によって運用成績が低下する可能性があるため、商品選択や手数料の把握が重要です。
基本的に手数料が0.5%以上の商品は注意! - 運用内容が不透明であることがある
投資信託は、運用会社が資金を集めて運用するため、実際の投資先がどのような銘柄であるか、どのように運用されているかを投資家が把握することができない場合があります。そのため、商品選択の際には、運用会社の情報収集や運用方針の確認が必要です。
以上のように、投資信託は元本割れや他人に任せるという不透明さなど一定のリスクがあります。その点に関してはある程度の知識が必要になります。
結論
上記のメリット・デメリットを踏まえて多少リスクがあるのは事実ですが、今回のテーマである「【銀行預金or投資信託】余剰資金はどちらにお金を預けるべき?」に対しての回答は投資信託になります!
最初は株式投資のリスクに対して抵抗感がありましたが、しっかりと勉強していく中でリスクを最小限に抑えながら資産運用ができることを知りました。おそらく皆さんが1番気にしている「元本割れ」についても、勉強していく中で抵抗感が少なくなると思います。
自分が1番怖いと思うのは無知なことです!強要はしませんが、僕と同じ「経済的自立」という夢を持つ人がいましたら、一緒に勉強していきましょう。
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