投資を始めたばかりの頃、こんな不安を感じていませんか?
- 株価が下がったらどうすればいい?
- 含み損が出たらすぐ売るべき?
- 投資を続けても本当に意味があるの?
この記事では、18歳から投資を始め今年で約8年目の20代会社員が、実体験から得た3つの教訓を正直にお伝えします。
筆者の現在の合計含み益は+152,949円。個別株・インデックスファンド合わせた実績をもとに、失敗と気づきを包み隠さず解説します。
投資で迷っている20代の方に、ぜひ読んでほしい内容です。
【教訓1】暴落でも売らないことが、正解だった
投資を続けていると、必ず「暴落」に出会います。筆者も2026年5月、日経平均株価が急落する局面を経験しました。
あのとき、正直「売ったほうがいいかな」と一瞬よぎりました。でも結局、個別銘柄を一株も売りませんでした。
なぜ売らなかったのか
- 日経平均の下落と、保有銘柄の本質的価値は別物だから
- 保有している企業の事業内容・配当・利益が変わったわけではないから
- 売ったとしても「いつ買い直すか」の問題が新たに生じるから
市場全体が下がるとき、多くの銘柄が一斉に下がります。でも企業の実態はそう簡単には変わりません。
筆者メモ: 暴落のたびにパニック売りをしていたら、その後の回復局面で利益を取れません。「株価は一時的に下がっても、優良企業の価値は戻る」と信じられるかどうかが、長期投資の肝だと感じています。
暴落期間中にやっていたこと
売るのではなく、逆に「どこかを買い増せないか」と考えていました。これが長期投資家の本来の動き方です。
- ✅ 保有銘柄のIRや決算を読み直す
- ✅ 新しく注目した銘柄の調査を進める
- ✅ 積立NISAの自動積立はそのまま継続する
- ❌ 「損切りしなければ」と焦って売る → これがやりがちなミス
下落局面は怖いですが、振り返れば「むしろ買い場だった」と感じることがほとんどです。
【教訓2】含み損でも「売り時」ではない場合が多い
筆者の保有銘柄の中には、含み損が出ている銘柄が複数あります。
- 富士通: -14.1%(-599円)の含み損が継続中
- 三菱重工: -10.6%(-429円)の含み損
- 三菱電機: -5.1%(-330円)の含み損
これだけ見ると「損切りすべきでは?」と思うかもしれません。でも、筆者は今のところ売るつもりはありません。
含み損でも売らない3つの判断基準
- 企業の本質的な価値が変わっていないか
一時的な下落なのか、業績が根本から悪化したのかを見極める - 長期の成長テーマが生きているか
例えば富士通はDXやAI関連。事業の方向性は変わっていない - NISAの非課税枠を無駄にしないか
NISA内で損切りしても、損益通算はできない。安易な売却は非課税枠を消費するだけ
含み損になると「早く損を確定させたい」という心理が働きます。これは自然な感情です。ただ、それに従って売ると損失が確定するだけで、回復の機会を失います。
実体験: 富士通は-14.1%(-599円)の含み損ですが、DX・クラウド・AI領域への転換を続けていて、長期では評価が変わると見ています。「今の株価が正しい」と思わないことが大切です。
損切りすべきケースとは
逆に、こういうケースは損切りを検討します。
- 業績が連続して大幅悪化しており、回復見込みが薄い
- 不正・不祥事が発覚し、事業継続そのものが危うい
- より有望な投資先に乗り換えたい(機会コストの問題)
「含み損だから売る」ではなく、「企業の未来を信じられるかどうか」で判断するのが原則です。
【教訓3】積み重ねれば、必ず結果が数字に現れる
投資を続ける中で一番実感したこと。それは「時間が最強の武器」だということです。
筆者の現在のポートフォリオ状況は以下の通りです。
| 区分 | 評価額 | 含み益 |
|---|---|---|
| 個別株(21銘柄) | 171,812円 | +29.9%(+39,561円) |
| 投資信託(NISA) | 284,404円 | +66.3%(+113,388円) |
| 合計 | 456,216円 | +152,949円 |
特に驚いたのが、ソフトバンクグループの+106.6%(+17,628円)です。AIブームが追い風になり、取得価格の2倍以上になりました。
ニッセイNASDAQ100インデックスファンドも+67.6%(+113,677円)と大幅な含み益です。毎月コツコツ積み立てた結果が、こうして数字に現れています。
最初は「毎月1万円」でも積み立てる意義がある
「毎月1万円では大した額にならない」と思う方も多いはずです。でも筆者が実感しているのは、続けること自体が資産を作るということ。
- 月1万円 × 12ヶ月 = 年間12万円
- NISA非課税枠(つみたて枠120万円)を最大活用すると年10万円/月
- 10年続ければ元本120万円だけでも積み上がる(運用益は別途)
少額でも始めることで「投資の習慣」ができます。その習慣が、10年後20年後の大きな差につながります。
投資を長く続けるための習慣3つ
3つの教訓に加え、投資を続けやすくするために筆者が実践している習慣をお伝えします。
① 月1回だけポートフォリオを確認する
毎日株価を見ていると、感情が揺さぶられます。筆者は月1回だけ残高を確認するルールにしています。
頻繁にチェックするほど「売りたい衝動」が出やすいため、見る頻度を減らすことが長期保有の助けになります。
② 積立は自動設定にして「忘れる」
インデックスファンドの積立は、クレカ積立で自動化しています。入金して積み立てているという感覚がなく、「気づけば増えていた」という体験ができます。
③ 投資の目的を定期的に思い出す
株価が下がって不安になったとき、「なぜ投資しているか」を思い出すと落ち着きます。筆者の場合は「老後の不安を少しでも減らすため」。目的を思い出すと、短期の上下に振り回されにくくなります。
よくある質問
Q. 含み損になったとき、どうやって冷静を保つの?
A. 筆者は「今日の株価が企業の本当の価値を表しているとは限らない」と自分に言い聞かせています。また、月次確認をルール化して毎日は見ないようにすることも効果的です。ポートフォリオ全体で含み益がプラスであれば、1銘柄の含み損は許容範囲内と考えます。
Q. 投資を始めてすぐ暴落が来たらどうすればいい?
A. 最悪のタイミングで始めたと感じるかもしれませんが、長期投資では「始めた時期」より「続けた期間」のほうが重要です。暴落はその後の積立コストを下げるチャンスでもあります。焦って売るのが一番のミスです。
Q. 投資をやめたくなったときどうする?
A. 投資をやめたくなる瞬間は必ず来ます。そのときは「なぜ投資を始めたか」という原点に戻るのが有効です。老後資金のためなのか、子育て資金のためなのか。目的が明確だと、一時的な下落でやめる必要がないとわかります。
まとめ:投資で大事なのは「続けること」と「動じないこと」
20代が投資から学んだ3つの教訓を振り返ります。
- ✅ 教訓1: 暴落でも売らない。株価の一時的な下落と企業価値は別物
- ✅ 教訓2: 含み損でも、企業の本質が変わっていなければ売らない
- ✅ 教訓3: 積み重ねが力になる。現在の含み益+152,949円はその証拠
投資は「知識がある人が勝つゲーム」でも「センスが必要なもの」でもありません。長く続けた人が、時間の力で資産を築いていくものです。
まずNISA口座を開いて、月1,000円でもいいから始めてみることをおすすめします。小さく始めた一歩が、10年後の大きな差になります。
| やりがちなミス | 正しい行動 |
|---|---|
| 暴落で全部売る | 保有を継続・積立も続ける |
| 含み損が出たらすぐ損切り | 企業の本質を確認してから判断 |
| 少額だから意味がないと思う | 少額でも始めて習慣化する |
| 毎日株価を気にしすぎる | 月1回の確認に絞って長期視点を保つ |
投資は今日始めた人が一番有利です。迷っているなら、ぜひ今日の一歩を踏み出してください。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄・商品への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。記載内容は執筆時点の情報であり、今後変更になる場合があります。
